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2005年7月25日
当社は神戸市と共同で、下水処理の過程で発生するメタンガスを都市ガス(天然ガス)相当まで精製 |
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<語意説明> | |
・高圧水吸収法 メタンの水への溶解度は二酸化炭素や硫化水素にくらべて非常に小さく、また、圧力を上げるほど溶解 度差が拡大する原理を利用して、二酸化炭素と硫化水素を水に吸収させて分離するもので、吸収水には 下水処理場で豊富に利用可能な処理水を利用します。 ・カーボンニュートラル 石油や石炭、天然ガスは、長い年月をかけて、地球に固定されたもので、このような石化資源を燃焼し、 二酸化炭素を大気中に放出した場合には、地球の奥に保存されていた炭素を急激に放出することとなり、 大気中の二酸化炭素が大きく増加する原因となります。これに対し、バイオガスの原料は、家畜の糞尿な どの有機物であり、これを突き詰めて考えると植物の光合成によって生産された有機物です。植物の光合 成は、光エネルギーと大気中の二酸化炭素から有機物を合成する反応であり、この光合成由来の有機物 が最終的にバイオガスとして利用されて、二酸化炭素を放出しても、大気中の収支はプラスマイナスゼロと なります。このような炭素循環の考え方がカーボンニュートラルです。 |
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<「バイオ天然ガス」精製技術の概念図> | |
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