2012年10月1日
株式会社神鋼環境ソリューション
第58回創立記念日を迎えて
お陰様で、当社はこのたび2012年10月1日に「第58回創立記念日」を迎えました。
当社を育てていただいております、株主の皆様、顧客の皆様、地域の皆様、その他すべてのステークホルダーの皆様に厚く御礼申し上げます。社員一同、心を新たに頑張って参る所存です。
本日開催されました創立記念式典における社員宛の社長メッセージをお届けいたします。
１．創立記念式典概要
日時 ： 2012年10月1日（月） 10：00～10：30
場所 ： 当社本社
２．社長メッセージ
社員の皆さん、おはようございます。
本日、当社は、神鋼環境ソリューション設立9周年、創業からは58回目の創立記念日を迎えました。創業以来、神鋼フアウドラー、神鋼パンテツク、そして神鋼環境ソリューションへと脈々と受け継がれた「技術を大切にする」伝統とともに、幾多の困難を乗り越えて会社の発展を支えて来られた諸先輩のご努力とご労苦に対し敬意を表する次第です。
さて、当社は昨2011年度に神鋼環境ソリューション設立以来の最高益を更新しました。2010年度に引き続いて2年連続の最高益更新であります。また、本年度もほぼ同レベルの利益が見込める状況であり、このような好業績で、事業統合後10年目に入る創立記念日を迎えられることを、関係する皆さんと共に喜びたいと思います。ここ数年、リーマンショック等による景気低迷を乗り越え、継続的に、かつ安定的に収益を確保してきたことは、当社グループの全社員、関係する協力会社の皆さん全員のご努力、ご協力の賜物であると茲に改めて感謝申し上げます。
しかしながら、今後の当社の業績見通しについては予断を許さない状況にある、と認識しています。先般、見直予算編成の中で明らかになったことは、当社を取り巻く事業環境が、想像以上に厳しさを増し、今後の当社業績へ多大な影響が懸念される状況になっている、という事実であります。
こうした厳しい環境の中、当社では、2015年度を最終年度とする次期中期経営計画の策定に向け、予備検討に間もなく着手いたします。これまでも申し述べてきたとおり、策定にあたっては、①業界でのレベル向上、②海外における成長機会の追求、③モノだけの価値からサービスも含めた価値による事業形成への転換、④新規メニュー、新事業の創出、の4点を基本方針といたします。
この検討を進めていく中で特にお願いしたいことは、「正しく認識すること」であります。改めて、当社の現状となすべきことを、冷静な目で、正しく認識することからスタートしていただきたいと思います。そして、議論を尽くしてこれからのアクションを練り上げていく、一度決めたら「ぶれずに」果敢に前進する、かつ、環境変化を捉えスピード感を持って対応していく。これらは常々私自身が大切にしていることでもあります。
厳しい環境であるからといって悲観する必要はありません。正しい認識と前進、変化への対応、この積み重ねによって、これまで以上に存在感のある、明るい、活力のある会社、更に発展する会社を目指していく、当社の伝統を次世代に引き継いでいく、その先頭に立つことをここに改めて約束いたします。
さて、ここで皆さんに改めて申し上げたいことは、企業として一番の命題は「発展的継続」であるということであります。「安全」、「コンプライアンス」は、この「発展的継続」の絶対条件である、ということです。
まずは、就任時にもお願いしました様に、「安全第一、業績第二」の姿勢で、事故・災害の撲滅に取り組んでいただくとともに、心身両面における健康管理に一層留意いただきたいと思います。
また、コンプライアンスとは「誠」と「信」である、と申し上げました。仕事を通じて「誠実に行動し、信頼を勝ち得る」ことを、一人ひとりが意識し実践することで、当たり前のようにコンプライアンスが浸透し徹底されていく、その様な企業でありたいと思っています。
皆さん一人ひとりの意識の持ち方と行動のありようが、当社の存続に大きくかかわっているのだということを、この機会に今一度認識していただく様、強くお願いする次第です。
また、本日の創立記念日にあたっては、全社で65名の方が永年勤続の表彰を受けられます。おめでとうございます。勤続30年の方9名、20年の方43名、10年の方13名、それぞれ部署は違えども、長い間に亘って会社のためにご尽力をいただき本当にありがとうございました。心より感謝いたします。
結びにあたり、当社グループの全社員、関係する協力会社の皆さん、ご家族のご安全と心身のご健康を祈念し、私の挨拶といたします。
○お問い合わせ先
株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL（078）232-8018
