2014年10月1日
株式会社神鋼環境ソリューション

第60回創立記念日を迎えて

お陰様で、当社はこのたび2014年10月1日に神鋼環境ソリューション設立11周年、創業からは60回目の創立記念日を迎えました。

当社を育てていただいております、株主の皆様、顧客の皆様、地域の皆様、その他すべてのステークホルダーの皆様に厚く御礼申し上げます。社員一同、心を新たに頑張って参る所存です。

本日開催されました創立記念式典における社員宛の社長メッセージをお届けいたします。


1.創立記念式典概要

日時 : 2014年10月1日(水) 10:00〜10:30

場所 : 当社本社


2.社長メッセージ(要旨)


 本日、当社は、神鋼環境ソリューション設立11周年、創業からは60回目の創立記念日を迎えました。今日まで会社の発展を支えて来られた諸先輩および、当社グループの全社員、関係する協力会社の皆さんのご努力とご労苦に対して、感謝の意を申し上げます。
   繰り返し申し上げていますが、企業の絶対的命題は、「継続」です。それも「発展的に継続」することです。近年では、それに加え、客先はもとより、地域の皆様、事業を支えて頂いている社員および協力会社の社員の皆様、取引先の皆様の満足度を最大化しながら、「発展的に継続」することが求められています。これに応えるべく、皆さんと共に、発展、成長に向けての事業運営を進めていきたいと思います。


 さて、国内経済の状況は、ここにきて、微妙な局面になりつつあると見ております。消費税増税による消費減退が継続しており、いまだ経済回復途上にあること。また、最近の急激な円安により、エネルギーや素材の輸入コストの上昇圧力等により、ゆるやかな回復途上にあるとされる国内景気の腰折れリスク、さらに、従来からの「原発長期停止」、「貿易収支の赤字定着」などのリスクなども加えると、日本経済への悪化懸念が膨らんでいると考えられます。一方、当社を取り巻く事業環境については、年度当初から大きな変化はなく、官需分野での財源不足、民需分野でも、国内設備投資の伸び悩みの状況は変わらず、さらに、ゼネコン業界に見られるように、人手不足も加わり工事資機材でのコストアップは益々進みつつあり、当社の事業損益への影響が懸念されるところです。

 このような状況の下、2014年度上期が終わり、2013〜2015年度中期計画の中間点を迎え、14年度通期業績予想につき、先般、上方修正したところであります。これも、皆さんの努力のお蔭であり、感謝申し上げます。一方、当社は2020年の企業ビジョンを、連結売上高1,200億円、連結経常利益80億円、グローバルに認知され、存在感のある企業と置き、当中期計画の期間は、水処理関連事業、廃棄物処理関連事業、化学・食品機械関連事業の主力事業において、収益力を回復・強化する「体質強化・競争力強化の期間」と位置づけております。


 グループとしての収益力強化を目指し、本日、10月1日付けにて、当社は子会社である神鋼環境メンテナンス(株)より、メンテナンス事業を譲り受けました。中期計画の基本方針で「モノだけの価値から、サービスも含めた価値による事業形成への転換」を掲げておりますが、今回の事業譲り受けは、当社の主力事業である水処理分野、廃棄物処理分野において、今後増大するDBO・PFI案件や既設更新・基幹改良案件ニーズに対応していくため、EPCとメンテナンスの一体運営を目指すものです。この結果、当社グループとして、受注量拡大・収益力強化を図り、「業界でのレベル向上」を加速したいと思います。

 また、いつも申し上げておりますが、「安全」と「コンプライアンス」は、事業継続の絶対条件であり、引き続き十分なご留意を頂きたいと思います。

 結びにあたり、当社グループの全社員、協力会社の皆様、そのご家族の皆様のご安全と心身のご健康を祈念し、私の挨拶といたします。
   ご安全に!

以上
株式会社神鋼環境ソリューション
取締役社長 重河 和夫

○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

このウィンドウを閉じる