まだどこにもない、
世界最高峰の
焼却プラントを
設計する。
技術系
N.I.
環境プラント技術本部 プラント技術部 / 設計
理工学研究科 化学生命・化学工学専攻
2012年入社
私は現在、清掃工場の環境プラントを自治体から受注するために、金額・設備内容・運営方法・維持管理・工事工程などの見積り提示をする、プレ設計を行っています。このプレ設計は、実際に受注するかどうかを左右するとても重要な業務です。案件の金額は、なんと一件、数百億円にもなります。このスケールの大きさが、プラントエンジニア最大の魅力といえるでしょう。そして、何気ない日常の衛生的な環境を、私たちがつくったプラントで守り、家庭・学校・職場などで発生するごみを安全に処理し、生活環境をきれいに保つことが、私たちの仕事の使命であるとともに、やりがいでもあります。実際に自分が設計したプラントが、今以上に環境を改善していく。自分の努力の結晶が、ダイレクトに社会貢献につながるということも、この仕事のやりがいの一つだと感じています。
2014年4月から2015年6月まで、東日本大震災の復興事業に携わりました。そこで私は、仮設焼却場から発生する灰処理プラントの設計を担当しました。いうまでもなく一刻を争う状況です。超短納期により多忙な日々が続き、正直心が折れそうになったことも。そんなとき、私を励まし続けてくれた上司には、心を打たれました。そして、切羽詰まった状況にも関わらず、常に冷静に判断し、お客さま・社内・協力会社の誰もが納得出来るように仕事を進めていく上司の姿勢に感銘を受け、私もこんなエンジニアになりたいと強く思いました。また、通常なら3年はかかる設備を、設計から建設・施工・引渡しまで、すべてを1年でやり遂げたことはとても感慨深く、日本の復興に役立てたことを誇りに思います。私の将来の目標は、国内をはじめ世界最高峰の焼却プラントを設計すること。地球環境をより良くする技術を、もっともっと世界中へ広げていきたい。そう考えています。
私がこの仕事を選んだ理由は、大きくわけて2つあります。1つは、古くからある技術と産業は、将来もなくならないだろうと考えたから。もう1つは、小さい頃からモノをつくることや絵を描くことが好きで、大人になったら技術屋になるんだろうなと漠然と考えていたからです。この2つの理由が軸となり、今後も必要とされるであろう「衛生」と「エネルギー」に関わる仕事を探しはじめました。そして、公衆衛生を行い、エネルギーにも取り組んでいる廃棄物発電プラントの設計をしようと志しました。就職活動を控えているみなさん、ぜひ会社に就職することをゴールにしないでください。なぜなら、その会社であなたが何をして、世界に何を発信出来るようになるか、を考えることが大切だからです。
休日は出来るだけ外に出かけるようにしています。朝からスポーツジムに行って汗を流し、お昼は彼女や友人とランチをして、そのあとはウインドーショッピングを楽しむということが多いですね。夜はホームパーティーや飲み会へ行き、リフレッシュしています。夏の長期休暇には、音楽フェスや国内旅行にも。キャンプ、BBQ、登山、そして冬はスキーやスノボなど、アウトドアも好きですね。
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