2021年3月24日
株式会社神鋼環境ソリューション


日本下水道事業団新技術T類選定のお知らせ
〜電熱スクリュ式炭化炉を用いた汚泥燃料化技術〜


  株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:大M敬織)が日本下水道事業団(本社:東京都、理事長:森岡泰裕、以下「JS」)と共同で開発した「電熱スクリュ式炭化炉を用いた汚泥燃料化技術」が、JS新技術導入制度※1において新技術T類に選定されましたので、お知らせいたします。

  電熱スクリュ式炭化炉を用いた汚泥燃料化技術は、JSと当社の共同研究「電熱スクリュ式炭化炉を用いた品質制御型汚泥燃料化システムに関する共同研究」にて開発した技術で、脱水汚泥を乾燥後、還元状態で電気を熱源として加熱し、汚泥燃料を製造するものです。電熱スクリュを活用したコンパクトな炭化炉と熱風発生炉等が不要となるシンプルなフローによる放熱量の低減で、従来技術である外熱キルン式炭化炉よりも投入エネルギーを少なくすることが可能な技術です。





神鋼環境ソリューションは、真の課題追求に向け、お客様に寄り添い、議論を尽くし、「今を越える発想で、健やかな環境と暮らしを次世代へ」をミッションとする中で、今後も温室効果ガスの排出削減に努めると共に、カーボンニュートラルの実現に向けて貢献してまいります。


【用語説明】

(※1)JS新技術導入制度

JS受託建設事業において、新技術を積極的に導入し、「技術の善循環」を円滑に実施するための制度です。この制度では、分類として「新技術T類〜V類」に区分され、JSが固有または共同研究により開発した技術はT類に分類されます。


以上

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○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

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