2023年3月22日
株式会社神鋼環境ソリューション


グリーン水素サプライチェーン構築に向けたシステム開発・実証実験をサポート
実証事業先に水電解式水素発生装置「HHOG」を納入


 株式会社神鋼環境ソリューション(本社:兵庫県神戸市、社長:佐藤幹雄)は、長州産業株式会社(本社:山口県山陽小野田市、社長:岡本晋)を通してアサヒプリテック株式会社(本社:兵庫県神戸市、社長:中西広幸)に水電解式水素発生装置「HHOG」(以下、HHOG)を納入しました。

 この度、納入したHHOGは、アサヒプリテックが2021年10月に開始した「副産物の有効活用によるグリーン水素サプライチェーン構築に向けたシステム開発および実証実験」に利活用されています。本実証実験では、廃棄物発電で余剰となった電力を活用し、HHOGによって水素と副産物を併産することで水素の製造原価を大幅に低減するものです。また当社が廃棄物発電に関連した現場にHHOGを納入することは初です。

 これまでの220基超の納入実績と経験値、技術力を基に同社の実証実験を支えてまいります。当社は「今を越える発想で、健やかな環境と暮らしを次世代へ」をミッションとする中で、今後も、次世代エネルギーとして期待される水素を利活用した取り組みを積極的に進め、水素普及拡大およびカーボンニュートラルの実現に貢献できるよう邁進してまいります。


1.納入設備の概要

名称  : 水電解式高純度水素発生装置(HHOG)固体高分子電解質膜を利用して、純水を電気分解する方式(PEM式)

型式  : SH50D−GU

能力  : 水素供給量 50Nm3/h、

水素供給圧力 0.82MPa、

水素純度 99.999%、

水素露点 -70℃(大気圧下)

寸法  : 2200mm W×8000mm L×2700mm H

納入時期: 2023年1月


納入されたHHOG


【注記】

※:本実証事業は、安価な未利用エネルギーと副産物の価値を有効に活用することで、経済合理的な水素のサプライチェー

ンを早期に実現することを目指しており、環境省地球環境局が公募した「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」において、補助事業として採択されています。詳細はアサヒホールディングスのHPから(20210930.pdf (asahiholdings.com))


以上

発表資料はこちら
PDFファイル[265KB]


○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

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