2023年7月28日
株式会社神鋼環境ソリューション


箱根駅伝出場チームの選手で確認
金色のユーグレナ®でパフォーマンスアップのためのコンディション維持


 株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:佐藤幹雄)が開発したココロとカラダの疲労感軽減の食品素材「金色のユーグレナ®*1(パラミロン*2 EOD-1*3)」の摂取が城西大学男子駅伝部*4選手のパフォーマンスアップにつながるリカバリー、コンディション維持に有用であることを確認しました。睡眠の質の向上や疲労感の軽減、次のトレーニングへの意欲を感じる選手が多く、質の高いリカバリー、コンディショニング維持につながっていることが示唆されました。

 本研究は城西大学薬学部(研究責任者:城西大学薬学部医療栄養学科 和田政裕教授)、城西大学男子駅伝部(櫛部静二監督)のご協力により行いました。

【論文内容】

アスリートは身体的・精神的にストレスが多い環境下にあり、過剰なストレス下ではコンディションの低下をきたします。そのため、トレーニング、リカバリー、コンディショニングのサイクルを効果的に回すことがパフォーマンスアップにつながるといわれています(図1)。

特に、長距離走やマラソンは運動時間が長くエネルギーを多く消耗することから、コンディショニング、リカバリーが重要な種目であると考えられます。

本研究では、城西大学男子駅伝部に所属している選手23名を対象として、二重盲検並行群間比較試験*5にて試験食品(ユーグレナ群はパラミロンとして350r/日)を4週間摂取し、リカバリー、コンディショニングへの影響を評価し、以下の結果が得られました。



■本研究結果

・体感アンケートではユーグレナ群の40%以上の方が、「筋肉疲労軽減」「長時間トレーニングでも疲れにくくなったと
 感じる」「起床時の疲労感軽減」「次のトレーニングへの意欲を感じる」「胃腸の調子が良くなった」の項目で、
 「そう思う」との回答をし、プラセボ群に比べて、高い値を示しました。特に「睡眠がしっかりとれている」「継続摂取
 意向」ではユーグレナ群の60%以上の方が「そう思う」と回答をし、有意な結果が得られました(図2)。

・尿テストステロン*6において摂取後実測値でユーグレナ群の方が有意に高く、さらに摂取前後で高い傾向を示しました
 (図3)。

 以上のことから、金色のユーグレナ®の摂取は、睡眠の質の向上や疲労感の軽減、意欲向上等を促し、トレーニング、リカ
 バリー、コンディショニングのサイクルを効果的に回すことで、アスリートのパフォーマンス向上が期待されます。
 本結果の詳細はSPORTEC2023(2023年8月2日〜4日、東京ビックサイト)にて公表します。

 



【注記】

※1:当社が機能性を発見した新規株「ユーグレナグラシリス EOD-1 株」を光合成させずにタンクの中で純粋培養した
   もの。株そのものが持つパラミロンを豊富に含有する特長に加え、光を遮蔽した製造方法を採用することにより、
   パラミロン含有率は 70%を超える。特許番号:特許第6329940号

※2:ユーグレナが体内に貯蔵する独自の成分で、3本の直鎖状のβ-1,3 グルカンがねじれあう螺旋構造をしている。
   パラミロンの形状はユーグレナの種類によって特徴があり、棒状やリング状、球状など様々な形状がある。一般的
   に、光合成で育てたユーグレナのパラミロン含有量は 7〜10%程度である。

※3:金色のユーグレナ®に含まれるパラミロン。当社の研究により免疫力の向上、精神的・身体的疲労感の軽減、自律
   神経バランスの調整、血糖値上昇抑制、LDLコレステロール低下などの効果を確認している。
   パラミロン EOD-1 に関する詳しい情報:https://eod1-paramylon.com

※4:2001年に創立され、創部3年目で東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に初めて出場して以来、着実に実績を
   積んでいる強豪チーム。部員は寮生活をしながら、日々厳しいトレーニングに励んでいる。2023年1月に開催された
   第99回箱根駅伝にも出場し、城西大学史上初の5区区間賞を獲得するなど奮闘した結果、総合9位となった。
   2024年開催の第100回箱根駅伝にもシード校としての出場が決定。2023年は関東私学七大学対校陸上競技大会にお
   いて総合優勝を果たしており、全日本大学駅伝の関東地区選考会ではトップで通過している。

※5:被験食を含む食品を摂取するグループと被験食を含まない食品(プラセボ)を摂取するグループに分けて、この2グ
   ループの間で有効性を比較する試験のこと(並行群間比較)。また、各グループの参加者は、それぞれ、どちらの
   食品を摂取しているかは分からないようにしている(二重盲検)。二重盲検並行群間比較試験は、ヒト試験の試験
   デザインとしては、非常に信頼性の高い試験方法。

※6:テストステロンは、身体の中で分泌されるホルモンであり、筋肉の形成など健康な身体保持に重要な役割を果たして
   いる。テストステロンが不足していると、倦怠感や不眠などの症状を引き起こすともいわれており、パフォーマンス
   アップのために重要な指標。これまでの研究により、パラミロンEOD-1摂取が、アスリート、高齢者のテストステロ
   ン維持が確認されている。特許番号:特許第6752925号。なお本測定は潟Gアープランツ・バイオ社にて実施した。


以上

発表資料はこちら
PDFファイル[399KB]


○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

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