2023年9月26日
株式会社神鋼環境ソリューション


ビュークリーンおくえつ基幹的設備改良工事を受注
20年先も稼働する施設を目指して


  株式会社神鋼環境ソリューション(兵庫県神戸市、社長:佐藤幹雄)は、2023年7月に福井県大野市の大野・勝山地区広域行政事務組合から「ビュークリーンおくえつ基幹的設備改良工事」を受注しましたのでお知らせします。

  本工事は、プラント設備の主要機械更新・改修工事を行うことで、老朽化した廃棄物処理施設の性能回復と2046年度までの施設長寿命化を図ります。ビュークリーンおくえつは、ごみを焼却処理する流動床式ガス化溶融施設だけでなく、粗大ごみや資源ごみの資源化を図るリサイクル施設としても、大野市・勝山市のごみ処理という役割を担っています。今回受注した基幹的設備改良工事によって、20年先まで稼働可能な施設へ改良し、両市のごみ処理促進に寄与いたします。

  当社は、「今を越える発想で、健やかな環境と暮らしを次世代へ」をミッションとする中で、施設の性能向上、維持などに積極的に取り組み、今後も新規施設建設だけでなく、インフラ長寿命化に資する、既納施設の長寿命化工事についても貢献してまいります。


【ビュークリーンおくえつ基幹的設備改良工事の概要】

工 事 名 :ビュークリーンおくえつ 基幹的設備改良工事

工事内容 :@2046年度(基幹改良後、20年間稼働のイメージ)まで施設延命化

Aプラント設備の主要機器の更新

工  期 :2023年7月から2026年2月まで

契約金額 :47億1千9百万円(税込)

施設竣工 :2006年7月(約17年稼働)

焼却方式 :流動床式ガス化溶融炉

施設規模 :ガス化溶融施設 92t/日(46t/日×2炉)

リサイクル施設 不燃・粗大ごみ 10t/5h


【ビュークリーンおくえつ】


本工事の特長:

@稼働後約17年経過した同施設の機能回復をさせると同時に、工事後20年以上の施設延命化を図る。

Aプレミアム効率モータ採用、インバータ化、タービン発電化等により省電力化を図る。

B上述設備改善での省電力化によりCO2排出量を5%以上削減することで、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等

補助金を活用する。


以上

発表資料はこちら
PDFファイル[146KB]


○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

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