2020年9月16日
株式会社神鋼環境ソリューション


「壬生町清掃センター基幹的設備改良工事」、
「クリーンセンターしらさぎ基幹的設備改良工事」の2件を受注
〜本工事にて施設長寿命化、CO2削減に貢献〜


  株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市、社長:大M敬織)は、2020年7月に栃木県壬生町から「壬生町清掃センター基幹的設備改良工事」、並びに8月に千葉県柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合から「クリーンセンターしらさぎ基幹的設備改良工事」をそれぞれ受注しましたのでお知らせいたします。

  本工事は、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し、経年的に劣化した設備を対象に主要機器の更新・改良等を行うことにより、操業に伴い発生するCO2排出量を削減するとともに、施設の延命化を図るものです。本工事により、適切な管理の元、30年以上にわたり施設をお使い頂くことで、お客様の廃棄物処理施設の整備に係わるトータルコストの縮減と平準化に寄与し、安心、安全な循環型社会の形成に貢献します。

  国内で稼働している約1,000カ所のごみ焼却施設(※)では、その半数以上が稼働後15年以上経過しており、機器の更新による機能回復や施設全体の長寿命化ニーズが高まっています。当社は、これまで培った技術力・提案力により、これらのお客様のご要望にお応えし、今後とも新規施設建設だけでなく、インフラ長寿命化に資する、既納施設の長寿命化工事により貢献して参ります。
※環境省「一般廃棄物処理実態調査結果(平成30年調査結果)」より



1.「壬生町清掃センター基幹的設備改良工事」の概要

(1)工 事 名  : 壬生町清掃センター基幹的設備改良工事

(2)工事内容 :

@ 機能回復、延命化のための設備更新・改修

A CO2排出量を抑制するための設備改善

(3)工     期    : 2020年7月から2023年2月まで

(4)契約金額 : 2,350,000,000円(消費税別)

(5)施設竣工   : 1999年3月(約21年稼働)

(6)焼却方式   : 流動床式焼却炉

(7)施設規模   : 70トン/日(35トン/16h×2系列)

(8)本工事の特徴

@ 稼働後21年経過した同施設の機能回復と延命化を図る。

A 給じんシステム、焼却炉の改造により更なる安定燃焼を実現し、プレミアム効率モータ採用、インバータ化等に

より省電力化を図る。

B 上述の省電力化と全連続運転化に伴う化石燃料使用量の抑制によりCO2排出量を5%以上削減し、

環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用する。

C 1炉稼働しながら他の1炉の工事を行う。


壬生町清掃センター 外観



2.「クリーンセンターしらさぎ基幹的設備改良工事」の概要

(1)工 事 名  : クリーンセンターしらさぎ基幹的設備改良工事

(2)工事内容 :

@ 機能回復、延命化のための設備更新・改修

A CO2排出量を抑制するための設備改善

(3)工     期    :   2020年8月から2023年2月まで

(4)契約金額 : 3,198,000,000円(消費税別)

(5)施設竣工   : 1999年9月(約21年稼働)

(6)焼却方式   : 流動床式焼却炉

(7)施設規模   :   256.5トン/日(85.5トン/24h×3系列)

(8)本工事の特徴

@ 稼働後21年を経過した同施設の機能保全と延命化を図る。

A 給じんシステム、焼却炉の改造により更なる安定燃焼を実現し、プレミアム効率モータ採用、インバータ化等に

より省電力化を図る。

B 上述の省電力化によりCO2排出量を5%以上削減することで、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金

を活用する。

C 2炉稼働が前提となっている通常の操業計画を変えずに、停止中の系列の工事を順次行う。


クリーンセンターしらさぎ 外観



以上

発表資料はこちら
PDFファイル[199KB]


○お問い合わせ先

株式会社神鋼環境ソリューション 総務部 TEL(078)232-8018

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