ともに挑む先輩たち# 10

T.K

# 廃棄物処理

# 土木・建築

# 土木建築設計

廃棄物処理/土木建築設計

新たな興味・関心との出会い
施工から設計へ新たなる挑戦。

小学生のときに遊びに行った先の友達の家がきっかけで、建築に興味を持ちました。その友人宅は有名な建築家が建てた平屋住宅で、CMにも使われるほどおしゃれでジブリ映画に出てきそうな家でした。自分もこんな家に住みたいという想いが芽生えた後、いつしか自分がこんな家を設計してみたいという目標に変わっていきました。大学ではその目標もあり、建築学科に入りました。しかし、大手設計事務所で設計に携われる人は、世の中の一握り。狭き門の現実を前にして、思い悩みました。そこで教授に相談したところ、調整役に向いていると言われたことをきっかけに、施工管理として新卒一社目は大手ゼネコンに入社しました。入社後はお菓子工場や劇場など6つの現場を現場監督として経験。大きな建物を現場でゼロから作りあげることにやりがいを感じる日々でした。しかし、建築設計をやりたいという想いは常に心の隅にありました。そんなある時、当社の存在を偶然知り、建築設計を通じて人々の生活を支えられることに魅力に感じ、思い切って当社への転職を決意しました。

入社後すぐに任されたごみ
処理施設の入札。
自然と芽生える主体性と
責任感。

転職してまず感じたことは、一人の担当者としての責任が大きいこと。一人ひとりに担当案件を任せてもらえるので、案件にも自然と主体性を持って取り組むことができます。私も入社後すぐに、福井県のごみ処理施設の入札を担当者として任せてもらいました。前職で現場監督の経験は何度も積んでいましたが、ごみ処理施設の設計に関しては全くの素人。最初は完全な手探り状態から進めていきました。もう一回、一からの学び直しだったので、序盤はかなり苦労しました。わからないことを一つひとつ上司に相談しながら一歩ずつ前進していった結果、受注にこぎつけることができました。また前職の経験も活かして、ごみ処理施設の既設案件の不具合や修繕対応を引き受けたり、カンボジアの浄水設備新設の現場対応に2ヶ月間行ったりもしました。特に海外の現場では、現地の方々とのコミュニケーションには苦労しましたが、図面やスケッチを使ってなんとか指示を出し、無事に納期内でやり抜きました。まだ入社して3年ほどですが、振り返るともうすでに様々な仕事に携わりました。広い経験をすることで自分の成長を実感しています。

どんな時代にも必要とされ
続ける仕事。
いま社会に不可欠な基盤を
つくる。

まだごみ処理施設の実施設計の経験は多くはないですが、既に前職ではできない経験を積ませてもらっています。社内でも様々な事業があるので、幅広い仕事に挑戦する機会があるのはワクワクします。就活生のみなさんは、学生時代に学んだ専攻や研究テーマを活かして働きたい人が多いと思います。でも実際に仕事をしてみると、何かが違った、もっと他にやりたいことがあった、と思う人もきっと出てくるでしょう。そんなとき、当初のやりたいこととは違っても、社内で他の選択肢や挑戦機会が提示される環境にいれば、自分も知らなかった興味や関心に気づくことができます。私はどちらかと言うと、自分がやりたいことよりも、誰かに求められることをやった方が達成感を感じやすい人間です。当社は自分のやりたいことだけに捉われず、幅広い分野に興味をもって挑戦できる人ほど、活躍しやすい環境かもしれません。

少し伝わりにくい部分があるかもしれませんが、当社の社会貢献度は改めて高いと感じています。知名度のある商業施設やオフィスビルなどの街づくりに携わる仕事は、確かにキラキラして格好良く見えるかもしれません。でも私たちは、あったらいいなではなく、社会に必要不可欠な基盤をつくっています。時代や流行に左右されない、人々の生活を支え続ける仕事に携わっていることを、私は誇りに思っています。

あずけた人の想い

何よりも彼の
チャレンジ精神と
責任感に期待。

「任せて下さい!」という言葉を彼から受けた時、私は素直に「任せた!」という言葉が出ました。それは、彼が培ってきた経験や自信から発せられたものだったかもしれませんが、何よりも彼のチャレンジ精神と責任感に期待したからです。
プラントの建設には多くの人が携わっており、皆が同じGoalに向かって進んでいます。そこに遠慮は必要ありません。周囲を巻き込みながら業務を進めていくことは多くの知識と経験を積めるチャンスです。それが自分自身の成長になり、周囲の人間の成長になり、会社の成長につながります。人と会社が共に成長していく環境がここにはあります。
また、前職での経験を活かし、客観的視点から会社や業務を捉え、新しい風を入れてくれることも期待しています。今の自分に満足せず、使命感と情熱を胸に、何事にも挑む彼とならば、一緒に未来を創っていけると確信しています。

ともに挑む先輩たち