循環型社会への実現が急がれる今、有機性廃棄物からのエネルギー創出は、その一端を担う環境エネルギー技術であり、当社はこの技術においてトップランナーを目指します。
メタン発酵設備はドイツ・リンデ社の発酵技術を採用。バイオガスはコージェネレーションシステムによって電力、温水に変換し有効利用します。また、余剰汚泥は可溶化設備によって減容化し、堆肥生産量を最小にします。
パン・和菓子・豆腐などの食品廃棄物(生ごみ)と排水汚泥を湿式高温(55℃)にてメタン発酵し、バイオガスを回収します。廃棄物を焼却・埋め立てせず、電気や熱エネルギーに再利用する省エネルギーでクリーンな地球にやさしい設備です。
国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究として神戸市と当社からなる共同研究体が実施し,2011年度の実証研究において,地域バイオマス受入れによるバイオガス回収増量効果ならびに鋼板製消化槽および新型バイオガス精製・貯留・圧送システムの導入による建設・維持管理コスト縮減効果等の革新的技術について実証することができました。
「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」の適用を受けた民設民営の消化ガス発電事業に既設消化槽の改築を加えた独自のスキームで実施。
低動力インペラ式撹拌機を採用し改築した消化設備・高効率ガスエンジン式発電機を組み合わせたエネルギー効率の高いシステムです。
※こちらの資料は、全てPDFで掲載しています。