SPプロセスは、カナダ Powertech社で開発された世界的にも処理実績の極めて多い処理技術で、ナトリウムの超微粒子(ナトリウム分散体:SD)によりPCBから塩素を剥ぎ取り、無害なビフェニルに変えることでPCBの無害化を行います。PCBから剥ぎ取られた塩素はナトリウムと反応し食塩となります。
カナダ・ブリティッシュコロンビア州電力公社において、1987年以降で約15,300m3のPCB汚染油を無事故で処理した実績のある安全性の高い技術です。(Powertech社HP)
低温(90℃~120℃)・常圧という穏やかな反応のため、処理時におけるPCBの無用な蒸散がありません。
民間企業の自社処理施設をはじめ、国が進める広域処理施設においても本プロセスが採用されています。
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