単層式冷却塔で設置できない場合、この型の冷却塔が用いられます。
当社の省スペース型冷却塔は、単層式冷却塔に比べ35~45%(当社比)の省スペース化を、また大口径のファンの採用により10~15%(当社比)の省エネルギー化を実現しました。
冷却塔を梅雨期や冬期に運転すると、ファンより排出される多量の飽和空気が凝縮し、白煙となって見えます。
当社では白煙対策にフィンチューブ式空気加熱器を使用しており、省スペース・省動力が実現可能です。またフィルム型充填材を空気加熱器として利用する方式も対応可能です。
低騒音のファンと、塔本体の防音構造を組み合わせたスマートな設計で、特に騒音に注意しなければならない場合に対応しています。
冷却塔の騒音源である送風機の音を、低騒音型送風機を採用することにより低減し、水の落下音を吸音ルーバー、吸音ダクト、遮音壁等の採用により低減しています。
工業用・地域冷暖房用など,あらゆるニーズに対応するのは勿論のこと、省スペース性を兼ね備えた機種もラインナップしています。